Recycle(再利用)からCircular(循環型)への転換
これまで、PC・スマホ等IT機器のリサイクル市場といえば、法人も個人も、まずは新品購入し、3〜5年たつと中古市場に売却もしくは廃棄する。中古市場は中古市場で、これまた独自の商圏を形成しているという状況があり、新品市場と中古市場が相互に補完することなく、各々独自の市場を形成してきました。
即ち、これまでのIT機器のRecycle(リサイクル)とは、新品市場から中古市場へ流れ、最後は廃棄で終わる一方通行的な流れでしかありませんでした。
この一方的な流れを続ける限り、いたずらに廃棄が増えるばかりで、効率的なIT資産のCircular Economy(=循環型経済)を実現することはできません。現在の一方交通でしかない新品・中古市場の在り方では不十分です。
「廃棄物はすべて原材料として活用する」という資源リサイクルだけではなく、加えて新品依存100%であった大手企業も、今後はそのIT資産内容に中古製品や遊休在庫も入れこみ、新品と中古を併存させる方向に転換していく必要があります。
これがCircular Economy であり、私どもCDRエコムーブメントはこの新たな経済システム実現が社会的使命=Circular Economy as a service(CEaaS)と考え動いています。
具体的には、
①機器の購入やリースといったこれまでの画一的な調達形態に、サブスクリプション・レンタルといった顧客ニーズに合った機器利用手段を織り交ぜ、新品・中古・新古品のベストポートフォリオの構築をお客様に提案していく
②その構築を支えるべく、弊社は種々のBPO機能=データ消去、商品分別、格付け(グレーディング)、コスメ、物流・流通、顧客IT 資産の一時保管、保険・補償関連サービスを切れ目なく提供することを考えています。
CDR Eco Movement(CDREM)と社名を名付けたのは、このようなCircular Economy(=循環型経済)の実現を目指し新しい潮流(=Movement)を先取りするという意気込みを示しています。 私たちはCircular Economy時代に、IT Assetsソリューション提供ができるCircular Economy as a service(CEaaS)の会社として、皆様に信頼していただけるスペシャリストを目指していきます。