新年あけましておめでとうございます。
2013年6月、CDREMが西大井に事業所を開設し、PC・スマホ等のIT機器商品化業務をスタートしてから10年以上の歳月が過ぎました。

会社設立当初は困難が山積みで、資金繰りや人材確保、作業環境の構築に試行錯誤を重ねましたが、そのたびに仲間と共に挑戦を続け、乗り越えてきました。現在、CDREMは業界のパイオニアとして、中古IT機材商品化を中心に多岐にわたる業務を展開しています。

その背景には、勇気ある挑戦と、常に先手を打つ姿勢があります。

特に重要だったのは、中古業界でベルトコンベヤーの導入を初めて行ったこと、そして、日本の業界ではだれもやっていない自動化ライン「C-DreAm」とAI を使ったAI自動グレーディングシステムの開発です。

周囲の反対や、技術的な壁を乗り越え、ジグザク路線ではありましたが、ようやくロボットと現場技術を融合させることで、画期的な効率性と品質向上を実現しました。

この独自の取り組みが、現在の当社の競争力を支える原動力となっています。

また、「日々決算システム」を導入し、現場の状況を即座に把握する仕組みを構築しました。リアルタイムのデータ分析を活用し、迅速な意思決定と業務改善を可能にしています。

これからのCDREMは、さらに自動化技術を高度化し、新たな分野に挑戦します。

例えば、AIを活用した外観検査や、PCスマホ以外のIT機材・EC分野・アパレル分野でのBPOサービス拡大など、多岐にわたる事業展開を計画しています。

現在の弊社の状況は、単に、幸運にも何とか一勝したにすぎず、今後も戦いは続くものと考えています。

日本海海戦で勝利した東郷平八郎大将は、戦時体制で組成された聯合艦隊解散に臨み、海軍士官全体に「神は平素ひたすら鍛錬につとめ、戦う前に既に戦勝を約束された者に、勝利の栄冠授けると共に、一勝に満足し、太平に安閑としている者からは、ただちにその栄冠を取上げてしまうであろう。昔のことわざにも古人曰く『勝って兜の緒を締めよ』とありますと」。

今私たちが置かれているのは、この状態であり、2025年も皆様とまっすぐ前を見て、CDREMを唯一無二の技術力・処理能力を誇る、誇り高い会社にしたいと考えています。